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vol5 〜9月になって得をする夏休みって何?〜


 8月になって夏休みも終盤、毎日暑い日が続いていますね。皆さん体調は大丈夫でしょうか。今回の特集は9月に入っても慌てずに得をする夏休みの過ごし方を紹介しましょう。毎日の計画を立てていない人はもちろん、計画を立てている人も今から紹介するものをぜひ参考にして残り少ない夏休みの参考にしてみてくださいね。


★何と言ってもまずは計画を立てる!
 まずは自分で1日のスケジュールと残りの夏休み全体の計画を立てることが大切です。そして重要なのは、無理な計画を立てずに、ある程度自分の自由時間や空き時間を確保すること。この時間を確保すれば休憩時間はもちろん、たとえ計画通り進まなくてもその空き時間を利用して遅れを取り戻すことができます。そして、1日の終わりに計画通りできたかを○△×で自己評価してみましょう。○の数が多いほど計画がスムーズにできている証拠です。
 ほぼ計画通りで夏休みが終われば9月には余裕を持って授業に参加できると言われています。ただし、1日の時間が自由時間や空き時間ばかりなのはやはり×です。

★(40分×5教科)×2+80分スタイルで
 1教科40分を集中的に勉強し、5教科ずつを毎日2セット行いましょう。そして上で述べた自由時間や空き時間を80分見積っておけば理想的な勉強スタイルと言われています。このスタイルはなかなかうまくいきませんが、塾での勉強や夏休みの宿題もひっくるめて最低1日8時間は勉強してみましょう。
 むろん、勉強時間ばかりが長くてもいけません。大切なのはその中身です。どんな勉強をするか次第で、1か月で驚くほど自分を変えられることも不可能ではありません。

★意外に気付かないテスト・模試の復習
 皆さんは中間・期末テストの問題や、今までに受けた模試の問題を復習しているでしょうか。実はこのような過去問の復習も大事なことなのです。
 特に、模試の復習については必ずやっておきましょう。この塾でも採用している「全県模試」は筆者も中学生の時に何度も受けました。入試直前に復習したら本番に何問か似たような問題が出題されていました。
 模試の復習は特効薬と保証します。また、学校での中間・期末テスト問題も余裕があったら確認しておきましょう。中には難しい問題もありますが、解答と照らし合わせておくだけでもかなり役に立つことでしょう。

★夏期講習の活用法
 夏休みは今までの全範囲を復習できるチャンスです。すでに夏期講習を受講していると思いますが、自分がわからないところはどんどん質問して解消しておきましょう。その際に、自分でできるところまで問題をとき、どこからわからないのかをはっきりさせておきましょう。1から解答を聞くのはあまり身につかないと言われています。

★「これだけはがんばった」というものを残す
 夏休みが終わって自分で「これだけはがんばった」と言えるものを夏休み中に作っておきましょう。何か残しておけばそれが励みになって、2学期以降もがんばることができます。

★行動・体調管理は自己責任で
 当たり前ですが、自分の体調管理や日々の行動は自己責任です。夏休みになると開放的な気分になってしまい、つい冒険心が芽生えて危険な場所などへ立ち入ってしまいがちですが、そのような行動も控えましょう。自分の身に何か起きたらそれこそとんでもない夏休みになってしまいますから・・・。

 いかがでしたか?当たり前なことも「へぇ〜」と思えるようなこともあったことでしょう。しかし、基本は自分自身の決断です。やる、やらないは自分の自由ですから、よーく考えて残りの夏休みを十分に過ごしてくださいね。


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