VineLinuxパフォーマンスアッププロジェクト:0126
■Windows上でLinux領域をマウントする方法■
WindowsとVineLinuxを1台のハードディスクにインストールしている場合、OSの枠を超えて他領域をマウントできるようにするとファイルの移動等が大変便利になります。今回はそれを実現するフリーソフトを紹介したいと思います。
Windows上でLinux領域をマウントできるようにするフリーソフトはいくつかありますが、私が一番使いやすいと感じているのはExt2IFSというソフトです。
★Ext2 Installable File System For Windows: http://www.fs-driver.org/
このソフトは簡単な設定でWindows上の「マイコンピュータ」にLinux領域をマウントさせることができます。
↑Ext2IFSをインストール後の「マイコンピュータ」画面
上の写真ではXドライブとして設定していますが、このドライブ名は使用していないアルファベットなら何でも設定することができます。
また、Linux特有のswap領域や/boot領域等もマウントすることができます(あまり使用しないと思いますが)。
これを導入すればWindows上で作成したファイルをそのままLinux領域へ移動・コピーしたり、逆にLinux上で作成したファイルをWindows上へ持ってくることが可能です。何でもかんでもコピーすることができる(/rootディレクトリ等もOK)ので、その際には適宜Windows上でAdministrator権限等を設置した方が安心だと思います。
※Linuxが異常終了した場合、Windows上から正しくマウントされず、未フォーマット領域と認識される場合がありますのでその際には一度Linuxを正常に起動・終了させた後、再度Windowsを開くようにしてください。くれぐれもフォーマットしないようにしてくださいね。