VineLinuxパフォーマンスアッププロジェクト:0143

■DHCPサーバにDHCPインタフェースを指定する方法■

 DHCPサーバを運用する際に、ルータの役割も1台のサーバにまとめる場合、NIC(ネットワークインタフェース)が複数必要になります。その際にDHCPサーバを起動させようとするとどのインタフェースをDHCP用インタフェースにすればよいのかシステムがわからないという事態が発生する場合が稀にあります。
 そんな場合に備えて、今回はDHCPインタフェースを指定する方法を紹介したいと思います。



 通常VineLInuxではNICをそれぞれ独立したものとして各インタフェース番号(eth0,eth1・・・)を振っており、2枚差しのNIC(eth0とeth1)の場合は特に指定しなくても自動的にeth1がDHCPインタフェースとして扱われます。
 しかし、3枚以上になるとどうやらインタフェース名を指定する必要があるようです。指定方法は簡単。rootユーザ権限で/etc/sysconfig/dhcpdをテキストエディタ等で開き、以下の記述の後にインタフェース名を記述します。

  DHCPDARGS=eth2 (←DHCPインタフェース名をeth2にしたい場合)

 その後、/etc/dhcpd.confに設定ファイルを作成して(設定ファイル等の記述方法はこちらにて説明しています)、DHCPデーモンを再起動させるだけです。

  /etc/rc.d/init.d/dhcpd restart

 DHCPサーバ自体の再設定はこれでうまくいくと思います。




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