VineLinuxパフォーマンスアッププロジェクト:0135
■apt-getコマンドのプロキシ設定について■
apt-getコマンドはコマンドを打つだけで自動的にパッケージのアップデート・インストール等ができるすぐれものコマンドですが、プロキシサーバを介した内部ネットワーク下で使用する際には別途プロキシ設定が必要になります。
内部ネットワークと外部ネットワークとの間にNATサーバが稼働している際には、NATサーバを一度通過することによりapt-getコマンドがうまく使えるようになります。しかし「いちいちこの操作が面倒くさいなあ」と感じる方はapt-getコマンドのプロキシ設定を行いましょう。
いくつか設定方法があるようですが、ここではaptの設定ファイルを編集する方法を紹介したいと思います。
apt-getコマンドの設定ファイル(みたいなもの?)は/etc/apt/apt.confです。このファイルをroot権限で開くとファイル下部に以下のような記述があるはずです。
Acquire
{
CDROM::Copy "true";
Retrys "0";
}
この記述にならって以下のように追加してください。
Acquire
{
http
{
Proxy "http://プロキシサーバ名:ポート番号";
}
}
なお、プロキシサーバに認証制限をかけている場合には以下のように追加してください。
Acquire
{
http
{
Proxy "http://ユーザ名:パスワード@プロキシIPアドレス:ポート番号";
}
}
これでプロキシサーバ経由でのapt-getコマンドが使用可能です。