VineLinuxパフォーマンスアッププロジェクト:0155

■XOOPS Cubeをインストールしてみよう!(2)(4.0以降対象)■

 XOOPS Cubeをインストールしてみよう!(1)では事前準備を説明してきましたが、ここでは主にXOOPS本体について説明します。


▼MySQLのデータベース・ユーザ作成

 事前準備の最終段階として、XOOPSをMySQLで利用できるようにXOOPS用のデータベースとユーザを作成します。mysqlデーモンを立ち上げた状態で

  mysql -u root

 と入力します。するとrootユーザのパスワードを聞いてきますのでログイン時のrootパスワードを入力してください。

 無事mysqlが起動できたら以下のSQL文を実行します(※ここではXOOPS用のデータベース名をxoops、ユーザ名をxoopsuserとしています)

  create database xoops;
  grant all privileges on xoops.* to xoopsuser@localhost identified by 'xoopsuserのパスワード(適当に決めてください)';


 この2文が完了したら"exit"でmysqlを終了させます。これで長かった事前準備はすべて完了です。

▼XOOPS本体のインストールと設定

 いよいよXOOPS本体をインストールします。ここから先の説明については以下のページで詳しく説明していらっしゃいますので参考にしてください。これまでの説明通りに設定を行っていれば以下のページ通りに行ってもエラーは出ないはずです(※以下のページではユーザ名も"xoops"となっていますので"xoopsuser"に置き換えてご覧ください)

●Vine Linuxで自宅サーバー 〜XOOPSのダウンロードと設定〜
http://vine.1-max.net/xoops.html


▼XOOPSの文字化け対策

 XOOPS本体の文字コードはeuc-jpで作成されています。従ってこれまで導入したApache, MySQL, phpすべてについて文字コードをあわせないとトップページやテキストエリア表示などで文字化けが発生します。

 Apacheについては設定ファイルであるhttpd.confにてデフォルトの文字コード設定を指定できる記述がありますが、これについては特に指定しなくてもoffまたはnone指定にしておくことで大丈夫です。設定ファイルについて詳しくはこちらをご覧ください。

 MySQLとphpについては事前準備にて文字コードの設定を行いましたので改めて設定する必要はありません。

▼XOOPS対応モジュールについて

 「はじめに・・・」でも説明しましたが、XOOPSは基本ソフトですので、別途用途にあったソフト(モジュール)を追加する必要があります。 XOOPSが動くようになっていればデフォルトでいくつかのシンプルなモジュールが組み込まれています。
 また、別途カスタマイズしたい場合でも様々なサイトでXOOPS専用モジュールが公開されています。定番のブログツールから果ては会計事務所向けの経理システムツールまでと非常にたくさんありますのでお気に入りのモジュールを検索サイト等で探すのも楽しいですよ。

 ぜひあなた仕様のオリジナルXOOPSを創り上げていってくださいね。

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