VineLinuxパフォーマンスアッププロジェクト:0154
■XOOPS Cubeをインストールしてみよう!(1)(4.0以降対象)■
XOOPS Cube(ズープス キューブ)(※以下XOOPSとします)はYahoo!のような様々なコンテンツを提供するサイトを簡単に構築できる基本ソフトです。今回はこのインストール情報をはじめ、インストール時の補足情報などについて2回にわけてご紹介します。
▼はじめに・・・
XOOPSは基本ソフトですので、別途用途にあったソフト(モジュール)を追加する必要があります。しかしXOOPSインストール時に最低限のシンプルなモジュールはいくつかインストールされますのでご安心ください。
別途カスタマイズしたい場合には様々なサイトでXOOPS専用モジュールが公開されていますので、お気に入りのモジュールを探すのも楽しいかもしれません。
▼事前準備
XOOPSをVineLinuxで稼働させるには以下のパッケージが必要になります。
・Apache (Webサーバ)
・MySQL (データベースソフト)
・php5 (php4でもOKです)
通常ならここでapt-getコマンドを用いてインストールすることをおすすめするのですが、今回はSynapticを用いてGUIでインストールした方が安心です。Synapticを開いたら上記に関係するパッケージすべてにマークを付けてダウンロード・インストールしてください(多少関係ないパッケージもインストールされますが動作確認が取れていますので支障ないはずです)。
ApacheやMySQLの設定についてはここでは説明を省略させていただきます。Apacheについては当サイト内で紹介していますのでご覧ください。MySQLについてはXOOPSインストール時のリンク先にて詳しく説明していらっしゃいますのでそちらを参考にしてください。
インストールが完了したら共有ライブラリ更新の関係上コンピュータの再起動を行ってください。
※以下よりApache, MySQL, php5がインストール済みで、Apacheについてはドキュメントルートディレクトリが/home/httpd/html以下になっていることとします。
▼php.iniの設定
phpの根幹設定ファイルであるphp.iniをテキストエディタ等で開き、文字コード部分を日本語euc-jpに設定変更します。
★VineLinux4.2までの場合
設定ファイルは/etc/php.ini
★VineLinux5.0以降の場合
設定ファイルは/etc/php5/php.ini
にそれぞれ設定ファイルがあるはずです。
変更部分がわからない方のために設定変更済みのphp.iniを置いておきました。安全のためにご自分のphp.iniを別名にした後でこちらからダウンロードしてください(拡張子が.txtになっていますので、.iniに変更をお忘れなく)。
▼/etc/my.cnfの設定
MySQLでもデータベース作成時に文字コードを指定させるためにオプション設定ファイルである/etc/my.cnfを作成します。この設定ファイルのひな形は/usr/share/mysql/my-medium.cnfにありますのでこれを/etc/my.cnfとしてコピーしてもよいですが、こちらについても設定変更済みのファイルを置いておきましたのでこちらからダウンロードしてください(拡張子が.txtになっていますので、.cnfに変更をお忘れなく)。
あともう少し準備をしなくてはいけません。続きはリンクをクリックしてください。
XOOPS Cubeをインストールしてみよう!(2)へ続く