VineLinuxパフォーマンスアッププロジェクト:0057

■CD-R,CD-RWを使用する設定■

 今やCD-R,CD-RWはごくありふれた記録用メディアとなっています。VineLinuxでこれらを使用するためには前準備として少し設定ファイルを変更する必要があります(場合によってはそのままでもいけますが)。



 変更する設定ファイルはブートローダの設定ファイルである"lilo.conf""grub.conf"です。以下よりそれぞれに分けて方法を紹介します。

★LILOにおける設定

 VineLinuxではデフォルトのブートローダとしてLILOを採用しています。/etc/lilo.confの設定ファイルの中身に、以下の赤字部分を追加してください。(※あらかじめディスクドライブの割り当て場所をdmesgコマンドなどで確認しておく必要があります。大体/dev/hdcになっているはずですが・・・。)

prompt
timeout=50 # VESA framebuffer console
# ex. 0x301=640x480x8, 0x314=800x600x16, 0x317=1024x768x16, 0x31A=1280x1024x16
vga=0x314
default=VineLinux3.2
boot=/dev/hda
map=/boot/map
install=menu
message=/boot/message


image=/boot/vmlinuz-2.4.31-0vl1.8
label=VineLinux3.2
initrd=/boot/initrd-2.4.31-0vl1.8.img
read-only
root=/dev/hda3
append=" resume2=swap:/dev/hda5 hdc=ide-scsi"


other=/dev/hda1
optional
label=WindowsXP


★grubにおける設定

 ブートローダとしてgrubを使用している場合は/boot/grub/grub.confなどの設定ファイルの中身に、以下の赤字部分を追加してください。(※あらかじめディスクドライブの割り当て場所をdmesgコマンドなどで確認しておく必要があります。大体/dev/hdcになっているはずですが・・・。)

default=0
timeout=10
splashimage=(hd0,4)/boot/grub/splash.xpm.gz


title Vine Linux (2.4.31-0vl1)
root (hd0,4)
kernel /boot/vmlinuz-2.4.31-0vl1 ro root=/dev/hda5 hdc=ide-scsi resume2=swap:/dev/hda7
initrd /boot/initrd-2.4.31-0vl1.img


title WindowsXP
root (hd0,0)
makeactive
chainloader +1


 これで前準備は完了です。書き込みするためのソフトはX-CD-Roastがあらかじめインストールされているのでこれを利用してください。




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