VineLinuxパフォーマンスアッププロジェクト:0190
■[ユーティリティ/ツール]CPU-Gを使ってみよう!■
CPUやメモリ・マザーボードの情報を調べる場合、WindowsではCPU-Zというフリーソフトがありますが、LinuxにもCPU-Zとよく似たソフトがあります。それがCPU-Gというものです
CPU-Gを利用することで、以下の情報が得られます。
CPUの周波数・製造情報・キャッシュ容量・コア数
マザーボードの製造情報
BIOSのバージョン情報
利用可能なメモリ容量・現在のメモリ使用量・・・など
端末のホスト名・カーネルのバージョン・コンパイラのバージョン・起動時間・X Window Systemのバージョン・・・など
▼ダウンロードと展開
CPU-Gはsourceforge.netからダウンロードします。"cpu-g-X.X.X.tar.gz"(←XXXはバージョン情報。以下同様。)をお好きな場所にダウンロードしてください。
※ここでは/home/abc以下にダウンロードしたとします。
ダウンロード完了後、以下の手順でファイルを展開します。
cd /home/abc
tar zxvf cpu-g-X.X.X.tar.gz
このソフトの特徴は、インストールせずにファイルを展開するだけで使用できるところで、簡単に最新版と入れ替えできるのがうれしいところです。
▼CPU-Gの起動
展開が終わったら、以下の手順で実際に起動してみます。
cd /home/abc
./cpu-g
起動すると以下のような画面が表示されます。
ちなみに、私が検証した際には、マザーボードとBIOSの情報が"N/A"でうまく表示されませんでした・・・。
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画像1: Processorタグの情報 |
画像2: Motherboardタグの情報 |
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画像3: RAMタグの情報 |
画像4: Systemタグの情報 |
その他、CPUやメモリの情報は、/proc/cpuinfoや、Gnome・KDE・LXDE等で標準添付されているシステムツールを利用しても確認することは可能です。