VineLinuxパフォーマンスアッププロジェクト:0149

■ファイル中のスペルミスをチェックする方法■

 趣味でLinuxを使用する方にはあまり縁のない話かもしれませんが、私のように学生のうちは英語がどうしても必要になってきます。特に英文をテキストファイル等に記述しているとちゃんと気をつけているのに防げないのがスペルミス。ところがVineLinuxではこの怪しいと思われるスペルミスをチェックしてくれるツールが用意されています。

 ispellコマンドは怪しい英文をスペルミスではないかと警告して置換候補を提示してくれる便利なツールです。これはデフォルトでインストールされている整形文書作成ツールのLaTeXのうちの1ツールで、emacs上からでも連携して使えるようです(詳しい使い方は不明ですが・・・)。

 ispellコマンドの使い方は簡単です。ターミナル上でスペルチェックをしたいファイルがあるディレクトリまで移動した後、

  ispell スペルチェックしたいファイル名

 と入力して実行します。すると以下のような修正画面に切り替わり、代替候補を表示してくれます。

ispell.png(148904 byte)

↑ispellによる修正画面


 ここでスペルミスだったら指定番号のキーを押せば自動的に修正してくれます。また、スペルミスではなかったらスペースキーか"iキー"を押せば無視して次の修正候補へ移動します。

 試してみたところ、すべてチェックが終了したらチェック前のファイルの拡張子が".bak"となって残され、修正済みファイルが同一ディレクトリ内で上書きされて作成されました。このあたりはオプションあるいは動作環境次第で設定変更できるかもしれません。

 この他にもLinux用のスペルチェッカはいくつか出回っているようですが、どうせなら自分にとって一番使いやすいスペルチェッカを探すのもいいですね・・・。




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