VineLinuxパフォーマンスアッププロジェクト:0039
■cronでコマンドを自動実行させてみよう!■
毎月・毎週・毎日実行するコマンドなどはcronを使って自動実行させたほうが楽です。このcronの使い方についてご紹介します。ただし、何でもかんでもcronに頼って実行させておくのはあまりおすすめできないのでほどほどにしましょうね・・・(-V-)。
VineLinuxにおいてcronの設定ファイルは/etc/crontabです。crontabの中身はこのようになっています。
SHELL=/bin/bash
PATH=/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin
MAILTO=root
HOME=/
# run-parts
01 * * * * root run-parts /etc/cron.hourly
02 4 * * * root run-parts /etc/cron.daily
22 4 * * 0 root run-parts /etc/cron.weekly
42 4 1 * * root run-parts /etc/cron.monthly
ここに「毎時10分にNTPサーバ(133.15.64.8)へアクセスし、時刻あわせをする」という設定を追加する場合、下のように記述します。
10 * * * * root /usr/sbin/ntpdate 133.15.64.8
時間の設定方法は様々です。複雑な設定もできますのでご自分のmanページを参考にしてください。
ファイルを保存したらroot権限でcrondを再起動させます。
/etc/rc.d/init.d/crond restart
これで設定が反映されます。cronの実行記録は/var/log以下のログファイルとして残っているのでちゃんと動いているか確認してください。