VineLinuxパフォーマンスアッププロジェクト:0042
■Javaアプレットで日本語が出ない場合の対応■
JavaをインストールしてもPCの環境によりデフォルトでJavaアプレットの日本語が表示されない設定になっている場合があります。今回はその日本語を表示させるための方法をご紹介します。
端末上では日本語表示ができてもJavaアプレット等に日本語が混入されている場合、VineLinux3.2 + jdkでは日本語が文字化けして"□"で表示されている場合があります。これを防ぐには、javaがインストールされているディレクトリ/usr/java/jdk-*.*.****/jre/lib/fonts(*はバージョン番号)の下に"fallback"というディレクトリを作成して、そこに日本語のフォントを改めてインストールするかシンボリックリンクを張ります(下の操作)。
cd /usr/java/jdk-*.*.****/jre/lib/fonts/
mkdir fallback
cd fallback
ln -s /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType/kochi-gothic.ttf
これで完了です。再度Javaアプレットを実行するとちゃんと日本語が表示されます。もし自分の好きなフォントを使用したい場合でも使用したいフォントをインストールした上で上のようにシンボリックリンクを貼ればうまくいきますよ(たぶん)。
※おまけ: JavaではUnicodeを基本の文字コードとしています。