VineLinuxパフォーマンスアッププロジェクト:0002
■Window Makerを導入するには(3.0以降対象)■
「Window Maker」はKDE・Gnomeとならぶ代表的なウィンドウシステムの1つです。Vine Linuxにおいてはバージョン2.6まで標準で収録されていましたが、バージョン3.0以降では収録されていません。そこで、ここではWindow Makerを導入する方法について説明します。
◎方法は2つあります。
1.apt-getコマンドを利用する方法
こちらのほうが簡単にインストールできます。やり方は、ネットワークに接続した状態でコンソール(コマンドプロンプト)に次のように入力します。
apt-get install WindowMaker
これで自動的にWindowMakerに必要なファイル類をダウンロード・インストールしてくれます。もし、うまくいかなかったら/etc/apt/にある「sources.list」というファイルをroot権限でemacsなどで開いて「#rpm」「#rpm src」の「#」を消して上書き保存後、もう一度「apt-get install WindowMaker」をしてください。
2.rpmコマンドを利用する方法
もし、上のようにapt-getコマンドが使えなかったら下のファイル類をVinePlusから手動でダウンロードし、インストールしてください。
WindowMaker-***.i386.rpm
WindowMaker-Icons-***.i386.rpm
WindowMaker-devel-***.i386.rpm
WindowMaker-libs-***.i386.rpm (※"***"はバージョン番号)
これらをrootユーザ権限でrpmコマンドを使ってインストールします。
rpm -ivh WindowMaker-*.i386.rpm
これで依存関係のエラーが出なければOKです。もし依存関係でエラーが出たらその他必要なパッケージ(プロンプトに必要なパッケージが表示されます)もダウンロードしてインストールしてください。