VineLinuxパフォーマンスアッププロジェクト:0177

■root宛てに届くcronメールの配信を停止する方法■

 cronを利用して定時ジョブを実行している場合、その結果がroot宛てにメールで届くようになっています。ところが実行頻度が多かったり、ジョブを追加すればするほどメールの量も多くなり、ディスク容量を消費する原因の1つになります。



 定期的にメールの整理をしていればいいのですが、1ヶ月→半年→1年とそのままにしておくと、メールの数も全体のサイズも大きくなります。

 そこで配信を停止する方法をご紹介します。
 root宛てに届くcronメールの配信を停止するには/etc/crontabの設定を変更します。

 rootユーザになり、テキストエディタ等で/etc/crontabを開きます。その中に"MAILTO"記述がありますので、これを以下のように変更します。

  MAILTO=root

    ↓

  MAILTO=""
(←ダブルクォーテーションで囲む)

 あとは上書き保存してcronを再起動させます。

  /etc/rc.d/init.d/crontab restart

 これでcronメールは届かなくなるはずです。




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