VineLinuxパフォーマンスアッププロジェクト:0069
■ディスクの使用量・空き容量を調べる方法■
Windowsでは各ディスクのアイコンの上にマウスポインタを置いたり、右クリックすることでそのディスクの使用量・空き容量を調べることができます。
Linuxにおいてもディスクの使用量・空き容量を調べることができますので今回はその方法を紹介します。
ディスクの使用量・空き容量を調べるにはdfコマンドを使用します。しかし下のようにただdfコマンドを実行しただけでは使用率は出ますが、具体的にディスクがどれくらいの容量でどれくらい消費しているのかは分かりにくいと思います。
[XXX@localhost XXX]$ df
ファイルシステム 1k-ブロック 使用中 空き 使用% マウント場所
/dev/hda2 25197252 8250300 15666976 35% /
/dev/hda1 46633 12688 31537 29% /boot
none 241020 0 241020 0% /dev/shm
そこでオプション"-h"を加えて実行してみましょう。
df -h
すると下のように比較的分かりやすい値に変換して表示してくれます。
[XXX@localhost XXX]$ df -h
ファイルシステム サイズ 使用中 空き 使用% マウント場所
/dev/hda2 24G 7.9G 14G 35% /
/dev/hda1 45M 13M 30M 29% /boot
none 235M 0 235M 0% /dev/shm
ここで「サイズ」=「使用中」+「空き」とは必ずしもならないことに注意してください。この原因はコンピュータ内部の処理に関係してくる問題ですので、ここでは割愛します。
dfコマンドはこれらの方法以外にもいくつかオプションを指定して自分の見やすいように表示させることができます。詳しくはオンラインマニュアル等で調べてみてくださいね。