VineLinuxパフォーマンスアッププロジェクト:0037
■syslinuxでブートディスクを作ろう!■
syslinuxというソフトを使ってフロッピーからLinuxを起動することができます。ブートローダがうまく動かない場合などにはフロッピーから起動できれば安心です。
VineLinux3.2においてsyslinuxはデフォルトではインストールされていません。フルインストールの場合入っているはずですが、もしなければCDからインストールするかVineのページからインストールします。apt-getコマンドを利用してもOKです。
rpm -ivh syslinux-*.**.i386.rpm ←*はバージョン番号
インストールが終了したら、まず現在使用しているカーネルのバージョンを調べます。これにはunameコマンドを利用します。
uname -r
するとカーネルのバージョン番号が表示されますのでこれを確認したら何も記録されていないフロッピーを挿入して以下のコマンドをroot権限で実行します。
/sbin/mkbootdisk --device /dev/sda 2.4.31-0vl1.10
少し時間がかかりますがこれでOKです。上の部分で/dev/sdaはUSB接続のフロッピードライブを使用している場合のものです。内蔵型フロッピードライブの場合は/dev/fd0としてください。また、カーネルのバージョン番号は自分が使用している番号に置き換えてください。
※USB接続のフロッピードライブを使用している場合、mkbootdiskコマンドがうまく成功しない場合があります。これについては現在原因調査中です。
また、この方法はカーネルを新しくするたびに起動ディスクを作り直す必要があるので注意してください。