VineLinuxパフォーマンスアッププロジェクト:0036

■フロッピーにgrubをインストールしてみよう!■

 grubブートローダがインストールされている場合、万が一のためにフロッピーから起動できるようにしておくと安心です。ここではgrubをフロッピーにインストールして緊急時などにフロッピーから起動できるように設定します。

※ここではハードディスクにgrubがインストールされていて、そこから正常OSが起動できることを前提としています。




 grubがインストールされている場合、次のようなディレクトリがあるのでそこへ移動します。

    cd /usr/share/grub/i386-vine

 ここに移動したら何も記録されていないフロッピーを挿入して以下のコマンドをroot権限で実行します。

    dd if=stage1 of=/dev/sda count=1
    dd if=stage2 of=/dev/sda seek=1


 これだけでOKです。ddコマンドはファイルを変換してコピーするためのものです。上の部分で/dev/sdaはUSB接続のフロッピードライブを使用している場合のものです。内蔵型フロッピードライブの場合は/dev/fd0としてください。

 また、syslinuxというソフトウェアを使って起動ディスクを作成することもできます。これについてはこちらをご覧ください。




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